タワヤモリ

Gekko tawaensis Okada, 1956

爬虫類 > 有鱗目 > トカゲ亜目>ヤモリ科 > ヤモリ属 > タワヤモリ

[分布]

近畿・中国・四国・九州の瀬戸内海沿岸部と島嶼部,四国の太平洋側に分布する日本固有種。

[説明]

指下板は二分せず、体表に大型の顆粒突起はない。親指には爪がない。
分布が重なるニホンヤモリとは、胴の部分の鱗が均一で、頭が平らで模様が派手なことで識別できる。
また、生息場所を変えることですみ分けている可能性もある。
6月~8月に岩の隙間などに産卵する。同じ場所に複数回産卵することも知られている。
タイプ産地は当時の香川県多和村であるが、現在は長尾町を経てさぬき市となっている。