アムールカナヘビ

Takydromus amurensis Peters, 1881

爬虫綱 > 有鱗目 > カナヘビ科 > カナヘビ属 > アムールカナヘビ

[分布]

朝鮮半島から中国北東部、ロシア沿海州南部に分布する。国内では対馬に分布する。

[大きさ] 

全長は22–26 cm、頭胴長は6–8 cm。

[説明]

  • 他のカナヘビ属の種と同様に、細長い体型で尾が長い。
  • 色彩はニホンカナヘビに似ているが、腹部後半から尾にかけての側部にこげ茶色の三角形の模様が連続することで区別される。
  • 小型の昆虫や節足動物を捕食する。
  • 6–7月に5卵程度を生む。
  • 生息に好適な森林の伐採や針葉樹の植林、宅地開発などのために生息環境が悪化しており、環境省レッドリストで準絶滅危惧種(NT)に指定されている。