ミヤコカナヘビ

Takydromus toyamai Takeda et Ota, 1996

爬虫綱 > 有鱗目 > カナヘビ科 > カナヘビ属 > ミヤコカナヘビ

[分布]

日本固有種で、宮古諸島の宮古島、伊良部島、来間島に生息する。

[大きさ] 

全長は16–22 cm、頭胴長は4.5–6 cm。

[説明]

  • 体は雌雄ともに草色。
  • 草地に棲み、草本の葉に乗っているところがよく見られる。
  • 昆虫類やクモを捕食する。
  • 1年に複数回産卵し、草の根元などの土中に一度に2個の卵を生む。
  • 開発による生息環境の悪化、外来種のイタチやインドクジャクによる捕食圧などにより、急激に個体数が減っている。
  • 環境省レッドリストで絶滅危惧IA類、IUCNレッドリストで絶滅危惧種EN指定となっている。